吹上稲荷神社の神様と歴史

僕たちは台風が来て雨がふっている時に、かさをさして吹上稲荷神社のお祭りに行ってきました。吹上稲荷神社は、僕の住んでいるところの近くにあって、毎年お正月におまいりしているところです。

吹上稲荷神社の入口はとてもせまい所にあります。神社に入ると、そこではにぎやかにえんそうしていました。石の鳥居をくぐって最初にあるのは狐の像です。なんとこの狐の像は東京で現存する最古の狐の像なのです。なぜ狐の像があるのかというと、この神社でまつられている神様が、伊勢神宮の神様が食べる食事をつくり、狐をお使いにする神様(姫)の父である保食之大神(うけもちのおおかみ)だからなのです。この保食之大神は五穀豊穣、食べ物の神であり、神社の紫の旗には稲穂の紋が書いてありました。このあたりが昔は田畑だったことも関係がありそうです。

吹上稲荷神社の歴史は古く、1622年、江戸時代で将軍が徳川秀忠だった頃江戸城にあって、その後松平家のものになり、最後に大塚の氏神様になったそうです。しかも守っている地域が広く、小石川の三徳 茗荷谷店のあたりから護国寺までと、九町会も守っています。僕たちの地域も守られていて驚きました。

この神社にいる宮司さんは神職についてから20年くらいたっているそうで、3人で協力してやっています。神社が明治45年にこの地に来てから4代目の宮司さんだそうです。この地に来るときは建物ごと移動してきたので神社はもっと古い建物のようです。宮司さんになるには、専門の大学で勉強し、そしてやっと神職になれるそうです。そんなに勉強するのかと尊敬しました。

 

吹上稲荷神社の行事いろいろ

吹上稲荷神社では秋の祭り以外にも、お正月にやる歳旦祭、節分祭、田植えの準備をする時期に行う二月中祭、田植えのころ作物が実るように祈る五月中祭、人々の健康を祈る夏越の大祓いなどの祭りがあります。昔の人がいかに神様を大事にしていたかがわかります。文京区には他にも神社があるので、そこでどんな神様がまつられているのかも調べてみたくなりました。

しばらくこんな色々な話を聞いて質問していたら、おさまっていた音楽が外からまたにぎやかに聞こえてきました。宮司さんは「獅子舞が外でおどっているよ」と言っていたので、もう少しして外に出てみると、獅子舞は終わっていましたが、音楽を楽しくえんそうしていました。「獅子舞はもういないのかー」とざんねんそうにみんなが言っていたら、小太鼓をえんそうしていた女性が、わざわざ獅子舞を着てきてくれて、僕の頭をかんでくれました。でもみんな意外と怖がって近よりませんでした。僕はみんなが近よらなかったから、1回かんでもらうだけでいいのに、2回もかんでもらいました。

 

ぜひお散歩がてらに

吹上稲荷神社は、護国寺の近くの小道にあります。護国寺に来たた時は、ぜひ吹上稲荷神社にも来て下さい。とても落ち着けるところです。文京区に住んでいる人も行ってみてください。

取材/裕紀子・斗貴和・珠妃・彬智・ここ音

文/彬智・斗貴和 文責/木村 イラスト/ここ音・珠妃

 

【吹上稲荷神社】

文京区大塚5-21-11

☎03-3941-1477

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