MITAMIYO GOURMET No. 01~食堂もり川~
「やりたいこと、作りたいものができなくなるから、評判やネットの口コミは見ない」と話す4代目店主の松川さん。「このグループは○○が好き。この人はよく○○を食べる」厨房の奥から自分で把握します。帝国大学だったころ、天秤棒を担いで注文のご飯を運んでいたのが100年前。その頃から食堂もり川は続いています。「量が多い・安い・うまい」三拍子そろった食堂もり川。いざ、実食!(カラフル)
お腹が空いたら大盛りご飯のもり川へ!
食堂もり川は、明治34年に開店した100年以上続く、東大生にも人気のある定食屋さんです。
僕は、ワクワクしながら食堂もり川に行きました。その日、僕はとてもお腹を空かせていたのですごく楽しみでした。僕は「牛メンチカツとねぎとろセット」を食べました。運ばれて来たねぎとろは、ネギとトロが混ざっていなくて、ネギが嫌いな僕は嬉しかったし、とても美味しかったです。次に食べたのはメンチカツでした。このメンチカツもジューシーで美味しかったです。おみそ汁は、いつもと違う味で僕にはちょっと苦かったので、好き嫌いが分かれる味だと思いました。
メニューがたくさん
食後に4代目店主の松川さんにお話を伺いました。お話によると、ねぎとろはもともと人気メニューだったため、定食につけるようにしたそうです。そしておみそ汁は煮干しから出汁をとっているので、少し苦味を感じる方も。好きな人と嫌いな人に分かれると話していました。
日替わり定食のメニューは、いつも日曜日の朝6時に起きて、一週間のメニューを考えるようです。日替わり定食はおかずが2つつくからオススメだそうです。人気のメニューは、僕の食べたねぎとろものっている「鮪・ねぎとろ丼」や和風料理だそうです。お店のこだわりは、肉や野菜をたっぷり使って、あきないメニューにしていることです。そして食堂もり川は、テレビや記者の人もよく来るそうです。NHKのアナウンサーや、クイズ東大王の人も来るそうです。
「美味しかったです」が原動力
最後に、なぜ店主になったかをお聞きしました。お話によると、小学生の時から料理を作るのが好きで、夏休みになると自分からお店の手伝いに行っているうちに、自然と「お店を継ごう」と思ったそうです。松川さんは、「また来たい」と言ってくれるお店にしたいと言っていました。
とてもおいしい定食を作る食堂もり川に、みなさんも行ってみませんか?
取材/斗貴和・健人
文/斗貴和 イラスト/健人
【食堂 もり川】
文京区本郷5-30-16
☎ 03 3811 1819
営業時間:11時〜14時/17時~20時30分
定休日:日曜日、祝日、不定休
コメント