小石川大神宮

 特集1 もっと知りたい文京区⑤

 

 

本店とチェーン店みたいな関係の神社

~はじめに~

伊勢神宮の遙宮とされている小石川大神宮。聞きなれない言葉だけど何だろう?お伊勢さんと同じご利益があるという神社をのぞいてみよう!

 

 

 

東京のど真ん中。
ビルの立ち並ぶ一角に、一見雰囲気が変わり神社が建っています。
この神社は皆さんもよく知っている伊勢神宮と深い繋がりがあります。
伊勢神宮は三重県伊勢市にある神社で、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。
小石川大神宮は伊勢神宮の遙宮で、例えれば、伊勢神宮が本店だとしたら小石川大神宮はチェーン店といえるでしょう。

 

小石川大神宮が建ったのには歴史があります。
約75年前に佐佐木勝造さんという人が関わっています。
勝造さんは太平洋戦争後伊勢神宮の御遷宮という建て替え行事の資金が不足した時に沢山のお金を寄付しました。
その功績が認められ、分社を建てたいという願いが受け入れられました。
勝造さんの曽孫(ひまご)が今、宮司を務めています。
代々受け継がれているなんてスゴイですね。

 

小石川大神宮は元々ビルの中にありましたが、ビルの取り壊しにより別の場所に移っています。
仮殿でもお社があり、その周りは白と黒の石が敷き詰められています。
白石は神様が通る道なので、私達は周りの黒石を歩くそうです。
これまで真ん中を歩いていたので皆さんも気をつけてみて下さいね!

2020年9月に新社殿が完成するので、ぜひ皆さんも足を運んでみてください。

 

 

 

 

 

取材/杏奈・蒼空・晴海・楓莉
文/蒼空・晴海

 

 

 

小石川大神宮
文京区小石川2-5-7
☎03-3812-4681
運営時間:8時半~16時半